仕事で沢山のお給料をもらうことだけが、幸せなのでしょうか。
私たちは、どうして会社に勤めて、働くのでしょうか。多くの人は仕事の報酬として、会社からお給料を受け取り、生活のために働いているのではないでしょうか。
お給料が貰える幸せ(外的要因)
沢山のお給料を受け取りたいことは、誰もが思うことですよね。
お給料とは、働いた分の報酬でご褒美^_^
受け取るご褒美が、多ければ多いほど、嬉しいものです。
でも、仕事を長く続けるのに、お金だけではないですよね。
やりがいのある仕事をする幸せ(内的要因)
お仕事は、お給料をもらう目的だけではなく、心からこんな事が出来ればいいとか、感情から動くこともありますよね。
それは、世のため、人のため、
もっと身近な人の困っている事を解決したい。
想いや願いが、心動かすことがあります。
よく人手不足の解決策は、お給料を上げることと、取り上げられます。特効薬としては最適な方法です。
しかしながら、内的要因(仕事への意欲、楽しさ)を満たすことを疎かににしては、会社の繁栄は愚か、人も長く続かないのです。
中国の古典「管子」
「一年の計は穀を樹(う)うるに如くはなし、十年の計は木を樹うるに如くはなし、終身の計は人を樹うるに如くはなし」
要約すると
1年先を楽しみたいなら花を育てなさい、
10年先を楽しみたいなら樹木を育てなさい、その先を楽しみたいなら人を育てなさい。
労働者を雇う側(使用者)として考えてみます。
会社を繁栄させる為に人を育てようとします。知識、技術の研修だけでなく、良い出会いがあり人間力も育つと思うのです。
では、具体的に人を育てるにはどう取り組むのでしょうか。
人が人を育てるということが、より大事になっているように思います。良い上司に恵まれることで人は育ち、先の世代にも影響を与えると考えると、私みたいな、ぺーぺー(平社員)も、しっかり学ぶことが、大事だなと思いました。
心満たされる仕事がしたい。
心(内的要因)が、満たされる場面を思い浮かべてみました。
仕事の取り組みには動機があって、僕は児童支援員であって、
「児童の成長の為、心から楽しんでもらうことをしたい」という動機があります。
そして、取り組みを評価してもらうことで、満たされる気がします。
評価されることは、とても大切です。
私の場合、子供達からの反応がすぐに返ってきます。
楽しかった^_^
美味しかった^_^
たくさんの笑顔に囲まれると、とても幸せな気持ちになります。
子供たちは素直なので、批判の声もすぐに上がります。
つまんねーd( ̄  ̄)
不味い(O_O)
ただただ泣く⤵︎
子供って、分かりやすいですよね。思った感情を素直に言葉に表出します。
だからこそ、肯定的な声が聞こえたときには、それが本心であって、
「頑張ってきてよかった。」という気持ちになれます。
そして、上司からも「良かったよ。」
その一言があるかないかで、やる気が変わってくるのではないでしょうか。
「良かったよ。」
この一言が、認めてもらえたと思えるのです。
欲求5段階説
1943年にマズローが発表した論文「人間の動機づけに関する理論亅
- 生理的欲求
- 安全の欲求
- 所属と愛の欲求
- 承認の欲求
- 自己実現の欲求
「良かったよ。」
この一言で承認欲求が満たされ、自己実現の欲求までも満たす魔法の言葉になります。
皆さんは、
認めてもらえてる思える言葉を誰かから受けてますか。
そして、
認めてあげる言葉を掛けてますか。
一言、「良かったよ。」と声を掛けてもらえるだけで、心豊かな気持ちになります。
承認の言葉の種を蒔き、豊かになり他者にも承認の言葉を蒔くことが出来る。
そして100年先の人を育てることに繋がるのです。